オークションで落札したカニを食べて思ったこと

オークションで落札したカニを食した感想

数年前の話になりますが、一時期ネットオークションにはまっていました。どうしても、蟹が食べたくなって、ネットで生鮮食品を購入するのことに興味もあり、訳あり(形がふぞろいなど)商品を落札することにしました。入札をして、オークション終了時間まで待ち、その後はやり取りを交わし、後は到着を待つだけです。

 

オークションなので、実際あまり期待していませんでした。私はズワイガニの足を2キロだったか、5キロだったか、少し記憶が曖昧なのですが、落札しました。
いよいよ、商品が届きました。ちゃんと冷凍で郵送されていて、発砲スチロールの箱がずっしり重たかった記憶があります。
思っていたより、ぎっしりとカニの足がたくさん詰められていました。これは、ちょっと思ったより良いのではと期待がふくらみます。

 

私はカニは塩ゆでが好きです。というか、それくらいしか、思いつかなかったのですが。
早速、大きな鍋に塩を入れてカニを茹でました。訳ありということでしたので、数本、足が折れてしまっているものもありましたが、問題は味です。
茹であがったカニを見て、ドキドキしながら、一本、パキリと折って身をとりだしました。するっと身もでてきて、おっ、と思いました。

 

口にいれると、カニの身の甘みと塩加減がちょうどよく、とても美味しく頂きました。(私は高級なカニは食べたことがありません)
オークションのカニがこんなに美味しいとは予想外で驚いた記憶があります。きっと、商品に当たり外れはあると思うので、私は当たりだったんだと思います。

 

当時の私は一人暮らしで冷凍庫のスペースが狭く、カニが収納できなかったので、実家の両親におすそ分けしました。後に感想を聞くと、「美味しく頂いたよ。どこで買ったの?」と、聞かれ、オークションだよ、と答えると驚いていました。
初のオークションでのカニの購入は美味しい思い出になっています。

 

毎年暮に、私の生まれ故郷、北海道から毛蟹とタラバガニが送られてくる。東京で働いていた頃、家族全員で暮に里帰りする時、札幌の市場に寄って毛蟹とタラバガニを買って帰り、大晦日に全員で食べる事が定番となっていました。

 

関東に来てから気づいたのですが、北海道では、正月より大晦日の方がご馳走を沢山作って、それを食べながら年を越すのです。そのために人数分の毛蟹とタラバガニ一ぱいを、買って行くのです。毎年カニを食べている私の家族は、タラバガニより毛蟹の方が美味しい事を知っています。やっぱり旬の美味しい毛蟹はレベルが違います。

 

タラバガニは、ヤドカリの仲間で、足の数を数えると6本でヤドカリとおなじです。そのためカニ味噌が少ないのです。毛蟹の足は8本で磯に居るモクズガニといっしょです。そのためカニ味噌がたっぷり入っています。私の大好きな甲羅酒が5杯は飲めます。うぃ〜ッ?5です。我が家では、大晦日に食べたカニの甲羅や足のガラで出汁を取り正月のカニ味雑煮になります。

 

やはり出汁もカニ味噌が多いためか、毛蟹の方が良い出汁がでます。中国では上海蟹が人気ですが、上海蟹は、東京湾の河口近くの岸壁に沢山いる藻屑蟹の事です。ちょっと食べる気がなくなりましたか?京葉線の工事をしていた時、休憩時間に藻屑蟹を沢山取って遊んでいたら地元の漁師が教えてくれた事です。私は毛蟹の方が好きです。

 

北海道でもカニは高級品で高い物になります。そのため、親戚近所で取りまとめをして稚内漁港に行ってロシアの漁船から安く仕入れるのです。雪に慣れている道産子でも札幌から稚内までの圧雪道路を車で走るのは命懸けだそうです。サロベツ原野辺の道路はスケートリンクの様なアイスバーンだとの事。ここ栃木県の雪道等道産子にしたら片手片足片目運転で十分です。